日本刀にまつわるおすすめスポット3選
2020年10月10日
奥出雲たたらと刀剣館[MAP]
奥出雲たたらと刀剣館は日本古来の製鉄技術「たたら製鉄」や「日本刀」の歴史を学ぶことのできる資料館です。
現在展示されている「黒刀 月下の笹」は、公開直後から人気アニメの主人公の愛刀と似ているとSNSで話題となり、県内外から多くの方が訪れています。
奥出雲たたらブランド推進協議会が2016年に制作を決定。奥出雲でつくられた玉鋼を用いて、富山の刀鍛冶の手によって完成されました。
「月下の笹」は、景勝地「鬼の舌震」で黒光りした笹の葉をイメージして名づけられました。現在は常設で展示されている他、9月中旬からは特別展も企画されています。
菅谷たたら山内[MAP]
日本古来の製鉄技術「たたら製鉄」で使われた高殿が現存している唯一の施設が「菅谷たたら山内」です。
「山内」とはたたら製鉄が盛んにおこなわれていたころ、職人たちが住んでいた集落のことを山内といいます。
2016年に日本遺産に認定され、映画「もののけ姫」の「たたら場」のモデルになったといわれています。
赤名瀬戸山城[MAP]
飯南町の「瀬戸山城」は標高683メートルの赤名市街を一望できる山地に築かれています。
戦国時代、尼子十旗のひとりとして活躍した「赤穴氏」の拠点として大内軍・毛利軍との戦いの最前線の戦場となりました。現在も石垣や土塁など、当時の姿を伺い知ることができます。
この度全国的にもブームになりつつある「御城印」が制作され、道の駅赤来高原で発売開始となりました。安来の「広瀬和紙」を使用し、第27代当主赤穴憲一氏が揮毫されています。訪城・登城の記念に、ぜひお買い求めください。